久しぶりにレミオロメンの曲を聴いた(2013年1月2日)
久しぶりにレミオロメンの曲を聴いたことによって、なんかこう、ふわーっと、とても懐かしい気持ちになった。
高校1年生当時の記憶がフラッシュバックした。
あの頃、初めてmp3プレーヤーというものを手に入れて毎日うきうきしていた。
流行の曲を追っかけTUTAYAに通い、ipod miniにせっせと詰め込んだ。
通学時と寝る前はいつも聴いていた。そのせいで聴力がわずかに低下した。
暇さえあれば、いつか誘われるであろうカラオケに備え、押入れの中にこもって大声で歌の練習をした。
このあと、僕は高校2年生になり、運命的な出会いを果たす。
そう。メタラーに出会ったのである。
彼は部活動が同じで、おとなしい奴だった。
ある時、トイレで僕の音楽趣向を問うてきた。
彼との初めての会話だ。慎重に、当たり障りない答えを返した。
「そんなんじゃ駄目だよ。きもいよ。」
即座に徹底的に否定された。
彼曰く、日本の流行音楽を追っかけている奴はダサいらしい。僕は、なるほどそうかもしれないと思って、彼にどんどんどんどん洗脳された。
音楽のことになると喋りが止まらなくなる奴らしい。いつも顧問に私語が多いと怒られていた。罰としてよく走らされていた。とばっちりをくらい僕も走らされた。
日を追うごとにipodの中身が邪悪な暴力的なものになっていった。
聴力がだいぶ低下した。
写真を撮るときのポーズは、ピースサインからメロイックサインに変わった。(女子がいる時はピースサイン)
暇さえあれば、押入れの中にこもってがなり声やハイトーンボイスの練習をした。
両親はとても心配していた。
ギターが欲しくなり、昼食代としてもらった500円を貯金に回した。(結局ベースを買った)
邦楽から遠ざかって、洋楽にどっぷりはまった。
仕舞いには、邦楽をバカにするようになった。
演奏が速くないと駄目。テクニカルでないと駄目。ツーバスでないと駄目。低音が腹に響かないと駄目。
我がままになった。
思い返すと、意味が分からない。
音楽の世界を広げてくれたメタラーは現在消息不明だ。
今じゃ、呪縛が解かれ邦楽の良さに気づきつつある。日本のバンドにも夢中になっている。
あんなにバカにしていたのに、今じゃ、中腰揉み手上目遣いですり寄っているのですよ。
邦楽をバカにしているようじゃ、音楽好きとは言えないのではないだろうかとも思っている。
あっ。どうもどうも。
新参者です。
よろしくおねがいします。
以上。
久しぶりにレミオロメンの曲を聴いたことによって、僕の黒歴史の一部が紐解かれたの巻。
レミオロメン大好きです。