2012年12月19日

大変だ。事故にあった。自転車バーサス自動車。

もちろん、自動車に敵うはずなかった。

事故前後の記憶が全くない。

いや、少しある。

温かい血が顔を伝って流れていく感触。

車の運転手の悲鳴。

優しく介抱してくれたお姉さん。

救急車の車内。

病院の処置室で、誰かがゲロを吐きまくってる。

真っ先に病院に駆けつけてくれたのは死んだはずのお父さん。

ずっとベットの横に立って僕を見守っていたが、母が来るといなくなっていた。

ほとんど気を失っていたので、夢と現実の区別がつかなかった。

不幸中の幸いとは、今日みたいなことを言うのか。

生きててよかった。